インターハイ 2008 男子決勝

 

 女子に続いて高校総体ハンドボール男子の決勝戦の模様をご紹介します。

男子は興南高校那覇西高校の対戦になりました。

那覇西はアベック優勝を狙います。

両校決勝に来るまで全力のプレーを4〜5試合消化しています。どちらの選手も相当疲れがたまっているはずですが、両校の大応援で選手は否が応でも気持ちは高ぶります。

興南は守備の要、新垣信明選手が前日の準決勝北中城戦で右手を骨折し、試合に出れない緊急事態です。

中学生の実績で見ると興南高校に多くのタレントがいるなか、那覇西はたぶんものすごい練習をしてきたのでしょう。試合前の予想通りものすごい試合になりました。

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

試合はお互い死力を尽くしての大接戦です。前半は興南リードで折り返しますが、後半途中で那覇西が逆転し、試合は俄然ヒートアップします。

点差が開きそうになるとこの試合絶好調の興南サウスポー山田隼也選手が決めます。那覇西は全員攻撃で体を張ってシュートを決めに行きます。

最後の最後までどちらが勝つか分からない試合展開でしたが、いいところで興南キーパー山里盛隼選手が好セーブでピンチを救い、29対25で興南が勝利しました。

 

 

 

興南 2年 山田隼也選手(左)                1年 玉城慶也選手(右)

 

那覇西 3年 保久盛亨選手

那覇西 主将 西盛大地選手

 

 

試合を見てのピコピコ的感想ですが、お互い小柄の選手が多く、スピードを生かしたカットインで得点を決める場面が多かったのですが、興南は3年の新垣信明選手が試合に出られなったため、ディフェンスで間を割られることが多かったように感じました。そんな中、興南2年の山田隼也選手は苦しい場面で何度もチームを救いました。彼はシュートをほとんど外さなかったんじゃないでしょうか。見事な活躍でした。

それと1年生でありながら興南玉城慶也君も必死にプレーしてましたね。決勝の大舞台であれだけやれりゃたいしたもんです。彼はこれからの活躍が楽しみです。

そしてピコピコが選ぶMVPは那覇西チームです。

那覇西サイド3年の保久盛亨選手は156センチという身長を感じさせないプレーをしましたし、主将の西盛大地選手も泥臭く体を張ったプレーをし続けました。センターの又吉真人選手も地味ながら体を張って守っていました。

全国的に強くなった沖縄ですが、近頃は見栄えのいい派手なプレーばかりが注目され、地味でも泥臭いプレーを見る機会が次第に減ってきているように感じていました。

かっこいいプレーばかりでは勝てないと思います!

今回の那覇西は全員で泥臭いハンドボールをやっていました。見ていて清清しく思わず「ガンバレ!」と心の中で応援している自分に気付きました。

ハンドボールは走って、飛んで、ぶつかり、投げる格闘スポーツと言われています。

特に学生スポーツでは技術以上に選手の気持ちがとても大切になってきます。泥臭く「かっこ悪い」プレーが本当はとても強かったりします。そして長年ハンドボールをみてきた人間は「かっこ悪い」ことが実はとても「かっこいい」ということを知っています。

今回の決勝、気持ちを込めてプレーした那覇西プレーヤーに大きな拍手を送ります。強敵興南を良くぞあそこまで追い詰めました。去年の悔しい思いもこれで払拭されたんじゃないでしょうか。負けても多くの方が満足したと思います。

那覇西選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

興南の選手の皆さん、アクシデントがいろいろあったなか、優勝おめでとうございます。

やはり地力を見せてくれました。

しかしながら那覇西戦を経験したことによりさらに上のレベルの興南を期待します。

はやく戦力を整え、全国では優勝目指して頑張ってください!

ピコピコ高良

 

 

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